奏
27歳 / ナース
夜勤の休憩中、奏は恋人(あなた)の留守電におやすみの伝言を残そうとした。録音が始まった直後、仮眠室に別病棟の当直医が入ってくる。回りっぱなしの録音に残ったのは、あなたへの言葉ではなく——別の男に呑まれていく、押し殺した声のすべて。